交流戦、限りなくビリに近い阪神タイガース

 

 今年もやっぱり交流戦の成績は、パ・リーグの圧勝、6月19日現在でソフトバンクとロッテと楽天と日本ハムの4チームが上位に入っていて、セ・リーグのチームは下の方にぞろぞろ。例年通りの結果である。
 わが阪神タイガースはビリから3番目の定位置である。打てない、とにかく打てない。ピッチャーはそこそこ頑張っているのに、打者は3振ばかりしていて、あたら相手ピッチャーを楽にしている。ヒットが出ても、2アウトからの連打だったりして、点にならない。残塁の山である。
 19日現在で借金5、交流戦の前はプラスマイナス0の5割だったのに、ずるずるとパ・リーグ球団にやられて借金まみれになってしまった。昔風に言えば、ウワバミみたいな高利貸しに捕まったような気分だ。
 話は飛ぶが、ターミナル駅のコンコースに、「利息0」と書いたサラ金の大広告が柱ごとに貼られていて、超目立つ。一応、無借金経営のわが家からすると、「なんのこっちゃ」と思う。高利貸しが利息0ってなんだ?
 こういうサラ金の大広告は規制するべきではないのか。地方から出てきた若い人たちが、ちょっと遊び過ぎただけで金に困り、広告につられて、お金を安易に借りるようになるのではないか。安易な借金は恐ろしい結果を引き起こす。交流戦とは関係のない余談であるが。
 打てないバッターの象徴みたいなのがゴメスである。マウロ・ゴメスは春先、打点がトップであったが、ホームランも13でストップしたまま。6月17、18日の2試合をまたいで連続3振3振3振だらけで、ついに6月19日のソフトバンク戦では、スターティング・メンバーから外されてしまった。これでクリーンアップを打つ選手と言えるのか。出来損ない!
 今年の初めの頃は悪い癖が消えかかっていたのに、近頃はまた外角低めのボール球ばかり振り、すぐ3振へGOだ。バカか。試合の後でVTRでも見せて、如何に無駄なスイングをしているか指摘してやらないのだろうか。監督もコーチも怠慢である。本人の頭が悪いのは1番だが、周りも指導してやるべきだ。
 6月18日のピッチャー、ランディ・メッセンジャーは相手に1点しか取られず、自分でもヒットを打って頑張ったのに負け投手になった。ベンチで大男が実に悲しそうな表情をしていて可哀そうだった。なんで阪神の打者たちは「何とかしよう」という気概がないのか。過保護の人気球団だから甘ったれなのか。
 頭に来たから、タイガースファンをやめてやるっ、と言えないところが悲しい。金本監督、早く借金を返して5割復帰しておくれ。
 さて、なぜ交流戦でパ・リーグが強いのか。つらつら考えると、1つには、昔からセ・リーグの方がずっと客の入りもよく、テレビでの中継回数も多かったので、交流戦になって注目されるとパ・リーグ選手が張り切ってしまうから?
 だが、この理由は最近では当てはまらない部分もある。九州におけるソフトバンク、東北での楽天、北海道での日本ハムなどは、もう十分集客能力があるので、セ・リーグのチームとやって張り切ることもあまりないかもしれない。1番ダメなのが埼玉の西武で、酷いときにはビジターチーム側の方が客の多いこともある。オリックスも弱いせいもあるが、客席はガラガラ。
 勿論、パ・リーグはDH制なので打撃中心で、日頃から攻撃力があるということは間違いがない。パ・リーグの投手に速球派が多くて、日頃から打撃力を鍛えているから、セ・リーグのひ弱なピッチャーを打つのがたやすい、とわが夫は言う。確かに日本ハムの若きスター、大谷翔平君のように、163キロもの速球を投げられる投手は、わが阪神にはいない。
 しかし、パ・リーグの投手陣で、ハンサムな元日本ハムのダルビッシュ有君や元楽天のマーくん田中将大君、岩隈久志君ら目立った優秀な投手たちが大リーグへ行ってしまい、顔も知らないような投手が投げていても、阪神タイガースのバッターは打てない。相手投手の研究ぐらいしろ。それが大金をもらっているプロ選手の仕事だろう。
 セ・リーグの選手たちが、「俺たちは人気の<セ>だから」と高をくくっている間に、実力だけでなく人気面でも<パ>に追い越されないように気を付けるべきだ。何故なら、わが家で購読しているスポーツ紙は日刊スポーツなのだが、近頃、一面にくるのがパ・リーグ選手というケースが多くなっているのだ。
 特に最近では、オコエ瑠偉君が活躍した翌日には、黒光りの精悍なオコエ君の写真が1面を飾る。勿論、大谷翔平君のスピードボールもばっちり出る。情けないのは、ジャイアンツ好きの日刊スポーツ、さっぱり阪神タイガースの記事を大きく書いてはくれないことだ。くそーっ。
 それならばデイリースポーツを購読すればいいと言われそうだが、いいや、私は阪神が勝った翌日だけデイリースポーツを買いにコンビニに行く。購読紙はニッカンに決めているのである。何故ならば、日刊スポーツはデータがしっかりしていて、何かの時に役に立つから。ただし、この新聞が主催している何とかいうテレビの賞についてはミーハー過ぎていただけないけど。
 さて、交流戦も終わり、後半戦に入ってから、わが阪神タイガースの動向はどうなるか。超変革の金本さん。掛け声倒れに終わらないように頑張って下さい。「喝のオジサン」張本勲さんが、「サンデーモーニング」で「阪神が心配だ」と言っていた。いうだけは簡単、業界の先輩として具体的に欠点を指摘してやれ。
 根っからの東京人である私が、なんで阪神タイガースが好きなのか自分でもわからない。負けた翌日は食欲まで減る。重症のタイガース病である。私を病気にさせないでちょうだい。