プロ野球2017 セ・パ交流戦が終わった 大不満足!

 

 トラキチの私は交流戦の間も阪神タイガースの試合ばかり見ていた。甲子園の試合は、タイガースネットで「熱闘ライブ」という中継が見られるからだ。このタイガースネット、タイガース贔屓はい いのだけれど、中継アナも解説者も、物静かを通り越して元気がなく、悪いけど気が滅入りそうな放送である。だが、煩くなくていいとも言えるのだが。
 けたたましい中継を私は大嫌い、音を消す場合もある。
 めちゃくちゃ元気のいい広島カープが、1試合に3ホームランという丸選手の活躍があったりして、カープとタイガースの差は、結局、縮まらずに3のままで終わったが、セ・リーグの下のチーム、中でも巨人のウルトラ連敗のお陰で、2位をキープして終わったので、ま、よしとするか、である。
 最終戦の後で、金本監督が「(交流戦を終えて)全体的に見れば貯金をプラスにできたことは良しとしないと」と述べていたが、明らかに不満のある言葉である。つまり、「終わりよければ」でなかったこと。楽天イーグルスとの最後の2試合がともに負け試合だったことが引っかかっている。
 特に17日の試合は、2対2で爪先立って危ないところを抑えてきたのに、勝ちパターンのマテオが先頭バッターに4球を与えたりしてずるずると失敗してしまったのは、明らかに油断だった。
 また、18日の息詰まる投手戦では、1点取られたのも糸原の緩慢守備で、ゲッツーに取れるところを1点与えてしまった凡ミスが原因の上に、8回裏に、1アウト1塁、3塁の絶好機に、こともあろうに4番の福留選手が、安易な打ち方でゲッツーにしてしまったこと。あそこでは、監督が耳打ちでもして、「何かやりそうだ」と疑心暗鬼にさせれば、さすがのエース・岸でもビビったはずだ。
 福留さんには金本監督でも遠慮があるのか。
 それでは勝負師とは言えないだろう。
 金本さんの奥歯にものが挟まった先のコメントには、これらのシーンの後悔があったと私は「忖度(!)」しているのである。
 然りしこうして、交流戦の最期の3連戦、楽天イーグルスとの試合は1勝2敗の負け越しで終わった。広島もソフトバンクに負けたので、差の3はそのままでよかったようなものではあるが。出来れば3勝してスカーッとレギュラー試合に突入したかった。
 軟弱な感じのする梨田監督率いる楽天イーグルスは、何故か私は好きではないのである。パ・リーグ球団の中では、ソフトバンクホークスについで嫌いである。今は田中マー君もいないし、西武ライオンズのエースの岸君までかっさらっていっちゃったし、好きな選手もナシ。阪神は負けてほしくなかったのだ。
 数日休んで、またレギュラーシーズンになると、今度は寝ていた巨象がむくむくと起きだすように、巨人が元気になりそうな気がする。14日に先発した山口俊投手が、横浜ベイスターズ時代にもなかったような快投をしてソフトバンクを0に抑えた。この人が先発陣に加わるとヤバい。
 ところで、夏にもならないうちに気の早いマスコミはペナントレースの行方について噂している。私にも先日意見を聞く電話が夕刊紙からかかってきた。
 その記事の地の文に曰く。
 タイトルは『阪神に優勝の匂い』だって。
 『交流戦に弱い阪神だが、今年は開幕カードのロッテに連勝。5月を15勝9敗、通算29勝19敗のセ2位で6月に入る。実はコレ、前回優勝の2005年の成績に酷似している。
 05年も5月は15勝(10敗1分け)を挙げ、同月終了時点の通算勝敗数は28勝22敗2分けだった。しかも、阪神が優勝した1985年、03年、05年の前年はいずれも4位。金本監督1年目の昨年も4位で終えている』というのだ。
 私はこのデータを聞いて、「阪神にはこれまで何度も裏切られているので、苦手な交流戦が終わってみないと先が読めないですねえ」と答えた。
 その交流戦で阪神は10勝8敗、勝率,556で12球団の4位。過去のことを考えると決して悪くはなかったが、楽天戦のように、あたら勝てる試合を落としたためにトップ争いができないという情けない試合があった。
 だから、不満足だ!
 打撃陣のデータを見ると、開幕直後のあの勢いはどこへやら、ベストテンに入っているのは、死球で鼻の骨折という大怪我をした鳥ちゃん(鳥谷敬)1人だけで、高山、中谷、上本、糸原選手らは遥かに下の方。ホームランは少ない。
 期待された糸井さんは怪我で引っ込み、お年寄りの福留さんは下降気味。
 これで真夏の「死のロード」に耐えられるのか。
 若い藤波晋太郎くんは2軍に落ちたままで、おーい、いつ出てくるんじゃい!
 酷暑の中で、高校野球夏の大会開幕中の全国ドサ回りは疲れる。京セラドームが使える時にはいいけれど、あの2週間あまりは苛酷だ。福留さんや糸井さんや鳥ちゃんは体調にお気を付けあそばせ。
 さて、今年のセ・パ交流戦の私なりの印象総括。 

  1.  びっくり巨人の大連敗。
  2.  ロッテ、ヤクルトはどうしちゃったの?
  3.  阪神に関しては、若者たち、高山、中谷、原口、糸原くんたちの活躍は素晴らしかったが、3振が目立つ低打率の北条くんを重用するのは理解に苦しむ。監督さん、あの子が好きなの?投手についてはまた次回。

 はい、後半戦も頑張れ、頑張れ、阪神タイガース。